道路行政セミナー


道路行政セミナー・ 12 月号

ROAD ADMINISTRATION SEMINAR・ 2018 December
平成30年12月27日発行
Index
特集
瀬戸中央自動車道30周年及び神戸淡路鳴門自動車道20周年を迎えて
・・・本州四国連絡高速道路株式会社
訴訟事例紹介
タンクローリー横転事故について、転落した側溝に面した国有地部分に瑕疵があったとして国家賠償責任の成否が争われた事例
〈平成30年3月7日 札幌地方裁判所民事第2部判決〉
・・・国土交通省 道路局 道路交通管理課
TOPICS
埼玉スタジアム2○○2アクセス改善を通じた“スタジアムタウン”ブランドの醸成
─観戦者交通と生活交通の共存・協調に向けた主体間連携による戦略策定と実践─
・・・一般社団法人美園タウンマネジメント/さいたま市浦和東部まちづくり事務所
地域の取り組み事例
  • 徳島国道出張所における道路利用者からの苦情、要望等の傾向と維持管理への活用
    ・・・四国地方整備局 徳島河川国道事務所 德島国道出張所
  • 愛知県における交通安全対策事業の取り組みについて
    ~交通死亡事故ワースト1位返上に向けて~
    ・・・愛知県 建設部 道路維持課   
  • 無電柱化事業を核とした景観まちづくり
    ・・・愛知県 東海市 都市建設部 土木課
特集
本州四国連絡高速道路株式会社
◆Point
平成30年、瀬戸大橋が開通30年、神戸淡路鳴門自動車道が全通20年を迎えました。今やらなくてはならない社会インフラである本州四国連絡高速道路が、地域に貢献していることについて紹介します。
訴訟事例紹介
国土交通省 道路局 道路交通管理課
◆Point
【事案の概要】
原告所有のタンクローリーが、側溝に転落し、横転した事故につき、公の営造物である本件側溝に面した取付道の国有地部分に設置又は管理の瑕疵があったとして、被告に対し、国家賠償法2条1項に基づく損害賠償請求がなされたものである。

【判決要旨(棄却)】
原告は、本件側溝の形状は、人や車両が転落すれば大きな損害を生じ得るもので、面する取付道も、車両や人が頻繁に往来する国道に面しているにも関わらず道幅は狭く、本件側溝への転落の危険があるにも関わらず、道路管理者は、車両用防護柵や警告表示も設置せずこれを放置していたとして、設置及び管理の瑕疵に当たると主張する。
 しかし、本件取付道及び側溝の態様は、舗装や見通しに問題はなく、通常の大きさの車両を通常の注意を払って進行させた場合、舗装部分を逸脱して法面に転落するということは考えにくく、むしろ、本件転落は、本件取付道を走行する際に、本件車両のような大型タンクローリーの運転者として不適切な運転によって生じたものであり、道路の通常有すべき安全性として、そのような場合にも崩落せず、車両を支えるだけの堅固さが必要であるということはできない。また、本件側溝の形状、場所性、気象条件に照らしても、車両用防護柵及び警告表示の設置が必要な場合であるとは認められず、原告の主張は採用できない。
TOPICS
一般社団法人美園タウンマネジメント/さいたま市浦和東部まちづくり事務所
◆Point
「浦和美園駅」を中心に大規模な都市開発の進むさいたま市美園地区。地区内に立地し、東京2020大会の会場でもある埼玉スタジアム2○○2でのサッカー開催日における周辺道路の交通渋滞悪化が課題となっている。そこで、交通渋滞の直接的原因となっている自家用車から公共交通への手段転換等を目指した戦略の策定と実践に取り組んでいる。
地域の取り組み事例
四国地方整備局 徳島河川国道事務所 德島国道出張所
◆Point
長大な管理延長を有する徳島国道出張所では、道路利用者から年間約800件もの苦情、要望等が寄せられている。
 本稿では、それらの苦情、要望等について、種類、場所、背景の分析を行い、得られた知見を維持管理計画に活用し、苦情、要望等の削減につなげるものである。
愛知県 建設部 道路維持課   
◆Point
愛知県における交通死亡事故死者数は、平成15年以降15年連続で全国ワースト1位という極めて厳しい状況にあります。悲惨な交通事故を1件でも減らすための取組の一つである「交通安全対策事業」について紹介します。
愛知県 東海市 都市建設部 土木課
◆Point
東海市では、太田川駅周辺と尾張横須賀駅西地区において、無電柱化事業に取り組んでいます。本稿では、歴史文化資源が点在する地区における景観形成と、狭あい道路でも活用できる低コストでの無電柱化の推進についてご紹介します。
編集後記
 今夏より筋トレに取り組み始めましたが、1ヶ月を過ぎたころにぎっくり腰になるアクシデントに見舞われました。腰の痛みも落ち着いてきたので、トレーニングを再開したものの、思ったように筋肉が育たず、筋トレへの意欲も減退してきてしまいました。努力不足であることは認識していますが、筋肉を育てるために重要なタンパク質の摂取量が足りているのか疑問に思いました。思い返してみれば、中学生の頃から部活動に精を出し、それなりにスポーツをしてきましたが、筋肉がつき身体が引き締まったと感じた覚えはありません。もともと筋肉が育ちづらい体質ということもあるとは思いますが、お肉が苦手ということがそもそもの要因ではないかと思うに至りました。

 私見ではありますが、お肉を好む人は、焼肉を食べたい、ステーキを食べたいなど、お肉メインの食事を楽しむことが多いように見受けられ、好きなものを美味しく頂くうちに、タンパク質が摂取できているように思います。一方で、自身はお肉が苦手なので、タンパク質を多く含む魚介類や豆類を食するものの、それほど多くの量を頂くことはありません。したがって、肉食傾向にある人よりも、タンパク質の摂取量が圧倒的に少ないのではないかと思い、毎日手軽に食べられる高タンパク食材を探したところ、ゆでたまごにたどりつきました。

 たまごは1日1個までといわれて育ちました。これは、動脈硬化の要因とされるコレステロール値が上昇するからとの理由であったと記憶しています。しかし、最近の研究では、健康な人であれば1日に2個から3個食べたとしても、コレステロール値への影響はほとんどないことがわかっているそうです。たまごは、完全栄養食品ともいわれ、脳・神経や全身の細胞をつくる良質のたんぱく質や脂質類、骨格づくりに必要なカルシウムやリン、細胞の働きを活発にするビタミン群が豊富に含まれています。なかでも、コリンとよばれる栄養素は、記憶力の向上、認知症の予防や改善などに効果があり、注目を集めているようです。記憶力の低下を感じていた昨今、とても嬉しい効用です。

 筋肉を育てるために取り入れることにしたゆでたまごには、他にも嬉しい効果がありました。朝食にゆでたまごを食べ(たまご料理も可)、たんぱく質をしっかりとると、血糖値の上昇が抑えられ、また、消化に時間がかかるので腹持ちもよいことから、肥満の予防に効果があるそうです。食べ過ぎる傾向にある年末年始のお休み中もゆでたまご生活を続け、来年こそ、正月太りの悩みから解放されますように。(U)
お問合せ窓口
(一財)道路新産業開発機構 松澤・近藤
・TEL:03-5843-2911 ・Mail:RAseminar@hido.or.jp
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