道路行政セミナー


道路行政セミナー・ 4 月号

ROAD ADMINISTRATION SEMINAR・ 2018 April
平成30年04月27日発行
Index
特集
新名神高速道路 高槻JCT・IC~神戸JCT間の開通
~ダブルネットワークで、つながる、選べる!~
・・・西日本高速道路㈱関西支社
道路法令Q&A
自動車専用道路との連結の制限について
・・・国土交通省 道路局 路政課
TOPICS
無電柱化の促進に向けた「直接埋設方式による電線地中化」実証実験
・・・京都市 建設局 道路建設部 道路環境整備課
地域の取り組み事例
  • 道路占用による地域の活性化について
    一般国道2号 阪神野田駅前広場 ざこばの夜市×ノダヤオンフェス
    一般国道25号 難波元町 共同溝縦坑跡地 JUNGLE namba他
    ・・・近畿地方整備局 大阪国道事務所
  • 「佐賀市自転車利用環境整備計画」の策定
    ~自転車利用者が安全に、便利かつ快適に、そしてモラルを意識できる走行環境の実現を目指して~
    ・・・佐賀市 建設部 道路整備課
  • 唐津市の道路管理橋
    ~特殊橋梁の修繕代行制度について~
    ・・・唐津市 都市整備部 道路維持課
特集
西日本高速道路㈱関西支社
◆Point
新名神高速道路は名古屋市から神戸市を結ぶ約174kmの高速自動車国道であり、国土軸を形成する重要な道路として、現在供用中の名神高速道路とともに、大都市間のネットワーク機能を強化し、災害時には緊急輸送道路としての機能を発揮するなど、様々な効果が期待されております。本稿では、平成29年度に開通した高槻JCT・IC~神戸JCT間の概要や事業の特徴、開通効果などについて紹介します。
道路法令Q&A
国土交通省 道路局 路政課
◆Point
自動車専用道路との連結の制限について解説する。
TOPICS
京都市 建設局 道路建設部 道路環境整備課
◆Point
京都市では、歴史都市の景観を守り、安全安心な道路空間を創造するため、通りから電柱・電線類を無くす「無電柱化」の取り組みを昭和61年度から進めている。しかし、無電柱化の整備で最も多く採用されている電線共同溝方式では、高額な費用が必要となること、さらに歩道幅員が狭い道路や歩道のない道路では埋設が困難などの課題があり、今後、よりよい整備手法の検討が必要となっている。そこで、本稿では、無電柱化の整備を更に進めるため、国土交通省所管の制度である「平成29年度 道路に関する新たな取り組みの現地実証実験」を活用し、無電柱化の新たな低コスト手法である「直接埋設方式」の将来的な実用化に向けて検討を行ったので、その実験の結果について述べる。
地域の取り組み事例
近畿地方整備局 大阪国道事務所
◆Point
路上イベント通達の活用による地域活性化の取り組みについては、本セミナー2015年7月号において野外音楽ステージ「ノダヤオン」の取り組みを紹介しましたが、更なる活用に向けた取り組みについて「ざこばの夜市×ノダヤオンフェス」「JUNGLE namba」の事例について紹介します。
佐賀市 建設部 道路整備課
◆Point
佐賀市では、市民と本市を訪れる自転車利用者の皆様が自転車を安全に利用できる環境の創出を目的として、平成29年3月に「佐賀市自転車利用環境整備計画」を策定しました。
 本稿では、佐賀市自転車利用環境整備計画における現況と課題及び基本方針等、計画の推進についてご紹介します。
唐津市 都市整備部 道路維持課
◆Point
唐津市の市道に架かる全橋梁859橋のなかで、最も橋長の長い橋が、供用開始後28年を経過する呼子大橋です。この呼子大橋は、海上橋であるとともに、橋の内部には農業用水のパイプライン、電気ケーブル、上水道のパイプラインを併設している特殊な橋梁です。このような特殊な橋梁におけるメンテナンス手法についてご紹介します。
編集後記
 もうすぐ1歳となるパンダを一目見たく、動物園に出かけました。開園前に到着したにもかかわらず、想像を超える大行列。驚きつつも、整理券を入手するため最後尾に合流しました。しばらく並びましたが「本日の整理券配布は終了しました」というアナウンスが流れ、がっかり。幸いにもお天気には恵まれたので、気を取り直して博物館に行ってみることにしました。企画展を目当てに訪れることは稀にありますが、常設展に足を運ぶのは久しぶりのことでした。

 博物館は、歴史的に価値のあるものを多く展示しているため、触れてはいけない、静かにすることなど、窮屈な場所というイメージから、積極的に訪れることはあまりありません。しかし、時が経った影響なのでしょうか、少しも窮屈だと感じず、疑問に思うことや新しい発見があり、久しぶりにワクワクする時間となりました。

 もっとも目を引いたのが、哺乳類の大剥製標本群とよばれる展示で、大小の動物たちが凛々しく、そして、活き活きとした表情で前を向き、本物と見間違うほどの姿形でした。なかにはパンダの剥製もあり、先ほどまでのもやもやとした気分が、少しだけ晴れました。また、生息地の異なる大中小のイノシシの展示では、哺乳類は生息地域が南下するに従い小さくなる傾向があることを知りました。ちなみに、この傾向のことをベルグマンの法則というそうです。さらに、各フロアの各所に配置されたワゴンにて、動物の角、鳥の骨、隕石などが展示されており、スタッフの指導の下、実物に触れ、質感や重量を感じながら特徴などを学ぶことができました。印象に残ったのは、小指の爪くらいの大きさの実で、表面に無数の棘がある野生のごぼうの実です。棘があることから、動物の体やヒトの衣服に絡みくっつくことで種が遠くに運ばれ、生息地域を広めることができるそうです。この説明を聞き、セーターなどの洋服にオナモミの実をくっつけて遊んだ記憶がよみがえりました。このごぼうの実の特徴をヒントに発明されたものは何でしょう、というクイズがスタッフより出され、答えは、スイスの発明家による面ファスナーの発明であることを教えてもらいました。とても便利な面ファスナーの発明の源がごぼうの実であったということを知り、ひとつ物知りになりました。面ファスナーと聞いただけではピンとこないかもしれませんが、商標登録されているマジックテープはご存知かと思います。

 パンダを見ることができず残念ではありましたが、おかげで楽しく学べる良い機会を得ました。何かを知ることは、とてもワクワクし、得た知識を誰かに聞いてもらいたくなります。隣の席の同僚に、面ファスナーの話をしたところ、とても興味深く話を聞いてくれました。館内は広く多くの展示物と丁寧な解説があり、一日では巡りきれませんでした。また機会を見つけて足を運び、再び同僚の関心を引ける何かを仕入れてきたいと思います。いつも聞いてくれてありがとう。(U)
お問合せ窓口
(一財)道路新産業開発機構 松澤・近藤
・TEL:03-5843-2911 ・Mail:RAseminar@hido.or.jp
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