実装のポイント

実装にあたって

自動運転サービスという事業の流れを理解し、
適切な主体に事業への参画を促すとともに役割分担を明確にし、
実験および実装に必要となるお金の整理を事前に適切に行うことが重要です。

事業の流れ

地域に根付いたサービスを目指しましょう。
そのために、社会実験を踏まえニーズや課題を抽出した上で社会実装に移行する流れを推奨しています。

以下では、自動運転サービスの社会実装までの大まかな流れを示しています。
個々の検討事項についてはサービス導入マニュアルをご参照ください。

役割分担

地域の協力体制構築が不可欠です。
少なくとも、自治体、地域住民、運営主体、実験協議会の参画が必要です。
社会実験を行うにも費用が必要で、関係省庁等と協力の上、推進すべきです。
HIDOでは、サービス実装に長けたコンサルタントチームの紹介も行います。

お金の整理

人件費、車両費など約400万円/年のランニングコストがかかります。
一方、移動支援サービス単体では大きな収入は見込めないため、
他事業との連携による収支確保や自治体等の補填が必要です。

支出の根拠は、過年度実績より

イニシャルとして、大きくインフラと車両に関して費用がかかります。それらについては負担が大きいため、各種補助金を活用して実施しています。

サービス実装時にランニングとして必要な費用のシミュレーションができます。
支出として想定している人件費、管理費等の支出を入力してください。
収入として想定している運賃収入、貨物収入、その他収入等を入力してください。

支出計算

運行日数

カートタイプ(6人乗り)を想定。ルート延長、運行形態、地域環境等により変化します。あくまで参考値としてご活用ください。サービス内容により他の出費も考えられます。

収入計算

想定利用者数(回数)
想定利用回数
支出合計:
収入合計:

維持管理等、サービス提供に必要なハード/ソフトに費用がかかります。
これらは道路環境やサービス内容の変更等、地域毎の事情に依存して変動します。

経年的にかかる費用項目 経年的にかかる費用のイメージ
▲経年的にかかる費用のイメージ