最新号
道路行政セミナー・1月号
ROAD ADMINISTRATION SEMINAR・2025 Jan
令和7年1月31日発行
INDEX
高速道路会社の取り組み
阪神高速「港大橋開通50周年」記念行事の紹介
~国内最大ゲルバートラス橋からつながるバトン~
・・・阪神高速道路㈱
TOPICS
国道23号名豊道路の全線開通について
~ 半世紀の 夢、つながる ~
・・・中部地方整備局 名四国道事務所
地域における道路行政に関する取組み事例
- 物流を止めるな!札幌開発建設部における特殊車両通行許可迅速化の取組
~ データで読み解く審査窓口の現状・課題と解決方策 ~
・・・国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部 特定公物管理対策官 - 高規格道路 都城志布志道路の全線開通について
~整備状況と開通により期待される効果~
・・・宮崎県 県土整備部 道路建設課 - 宮崎広域都市計画道路 新町停車場線(新町橋)の整備について
・・・宮崎市 都市整備部 市街地整備課
高速道路会社の取り組み
阪神高速「港大橋開通50周年」記念行事の紹介
~国内最大ゲルバートラス橋からつながるバトン(PDF:3,186KB)
阪神高速道路㈱
Point
国内最大のゲルバートラス橋である港大橋は、2024年に50年の節目を迎えた。真っ赤なトラス橋は、大阪ベイエリアのランドマークであるとともに、阪神高速にとってもシンボル的な存在である。本稿では、阪神高速道路で初めての長大橋である港大橋が開通50年を迎えたことを記念して実施した行事を紹介する。
TOPICS
国道23号名豊道路の全線開通について
~ 半世紀の 夢、つながる ~(PDF:9,867KB)
中部地方整備局 名四国道事務所
Point
国道23号名豊道路は、名古屋市と豊橋市を結ぶ延長72.7kmの高規格道路です。名豊道路で唯一の未開通区間となっていた蒲郡バイパス(豊川為当IC~蒲郡IC間:延長9.1km)において現在整備を推進しており、計画から約半世紀を経て、令和7年3月8日に全線開通予定となっています。本稿では、事業概要、全線開通により期待される効果、開通に向けた取組みについてご紹介します。
地域における道路行政に関する取組み事例
物流を止めるな!札幌開発建設部における特殊車両通行許可迅速化の取組
~ データで読み解く審査窓口の現状・課題と解決方策 ~(PDF:1,105KB)
国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部 特定公物管理対策官
Point
札幌開発建設部では、特殊車両通行許可申請における北海道開発局内唯一の国の窓口として審査事務を行っていますが、毎年申請件数が増えており、許可の迅速化が課題となっています。
本稿では、同部における審査窓口の現状と課題の分析、申請者・審査窓口・道路管理者間協議先各々に向けた許可迅速化の取組を紹介します。
高規格道路 都城志布志道路の全線開通について
~整備状況と開通により期待される効果~(PDF:3,827KB)
宮崎県 県土整備部 道路建設課
Point
高規格道路「都城志布志道路」の「都城IC~乙房IC」間が令和7年2月15日に、「志布志IC~志布志港」間が同年3月23日に開通するとの発表が国土交通省と鹿児島県からそれぞれなされ、いよいよ、都城志布志道路(約44km)の全線が開通することとなりました。
本稿では、都城志布志道路の整備状況と全線開通により期待される効果について、ご紹介いたします。
宮崎広域都市計画道路 新町停車場線(新町橋)の整備について(PDF:1,920KB)
宮崎市 都市整備部 市街地整備課
Point
令和6年4月27日(土)、新町停車場線(新町橋)の開通を祝い、開通式典が執り行われました。地域を代表する方々や建設に携わった関係者の方々など、約100名の皆様にご出席いただき、橋の完成を祝いました。
式典では、橋名板への筆耕を行った地域の子どもたちに、感謝状が手渡されました。
また、式典後は、地域住民の方と共に、親子三世代による渡り初めも行いました。
本稿では、新町停車場線(新町橋)整備事業について、ご紹介いたします。
編集後記
2025年は巳年です。年末年始になると、今年の干支や翌年の干支が話題にのぼります。
干支は、十干(じっかん:甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)と、十二支(じゅうにし:子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)からなります。十干の最初の【甲】と、十二支の最初の【子】の組み合わせ【甲子(きのえね)】から始まり、「乙丑」「丙寅」「丁卯」と続き、【癸亥(みずのとい)】までの60種類となることから、一巡りすると暦が戻るので還暦といい、六十干支とも呼ばれています。2025年は、十干の2番目・乙の巳年。42番目で、乙巳(きのとみ)です。
子供のころ、十二支を順番通りに言えるようになりたくて、「ね、うし、とら、う・・・」と、指を折りながら覚えました。今でも、来年の干支が話題になると、「ね」から順番に指を折ります。わたしが覚えたのは、十二支だけなので、60種類を諳んじることはできません。今年の干支である蛇。その独特な姿形から、茂みなどで遭遇すると、悲鳴をあげるほど驚きますが、古くから信仰の対象とされてきました。豊穣・智恵・蓄財などを司る神【弁財天】の使いであり、なかでも白い蛇はその化身といわれ、とても神聖な存在とされてきました。また、ほかの生き物に比して、長期間捕食せずとも生きることができるので、生命力の象徴であるともされています。そして、脱皮を繰り返す生き物で、そのたびに表面の傷が治癒していくことから、医療や再生のシンボルになっていることもあります。医療機関や救急車などに、杖に蛇が絡みついたマークが描かれていることがあるのですが、見かけたことはありますか。ギリシア神話に登場するアスクレピオスという名医が、蛇の巻きついた杖を持っていることから、アスクレピオスの杖と呼ばれ、世界的に広く使用されています。
このように縁起物として親しまれている蛇。蛇皮の何かを持ちたいと思っていたところ、ちょうどよいサイズのお財布に出会いました。キャッシュレス化によってお財布を持っていない人が増えているなか、時代に逆行し、金運があがることを願い、手に入れてみました。金運があがることはとても喜ばしいことではありますが、お金では買うことのできない健康な身体が、今、一番欲するものです。初詣では、今年一年の無病息災をお願いして参りました。健やかに過ごせればこの上ない幸せです。今年もどうぞよろしくお願いします。(U)
お問合せ窓口
(一財)道路新産業開発機構 松澤
TEL:03-5843-2911 Mail:RAseminar@hido.or.jp

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