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道路行政セミナー

最新号

道路行政セミナー・6月号
ROAD ADMINISTRATION SEMINAR・2024 Jun

令和6年6月25日発行

INDEX
道路占用Q&A

バス停留所等に設置される上屋に対する広告物の添加に係る道路占用の取扱いについて
・・・国土交通省 道路局 路政課 道路利用調整室

地域における道路行政に関する取組み事例
  • 仙台都市圏高速環状ネットワーク『ぐるっ都・仙台』の整備効果について
    ・・・国土交通省 東北地方整備局 道路部
  • 自転車利用に不向きな“長崎県だからこそ”を活かした自転車活用推進の取り組みについて
    ・・・長崎県 土木部 道路維持課
  • 鉄道廃線跡地を活用した自転車歩行者専用道路の整備について
    ~南島原市スロー・サイクルの形成~
    ・・・長崎県南島原市 建設部 建設課 自転車道路整備班

道路占用Q&A

バス停留所等に設置される上屋に対する広告物の添加に係る道路占用の取扱いについて(PDF:200KB)

国土交通省 道路局 路政課 道路利用調整室

Point

 バス停留所等に設置される上屋へ添加する広告物の取扱いについて解説します。

地域における道路行政に関する取組み事例

仙台都市圏高速環状ネットワーク『ぐるっ都・仙台』の整備効果について(PDF:7,441KB)

国土交通省 東北地方整備局 道路部

Point

 仙台都市圏高速環状ネットワーク(「ぐるっ都・仙台」)は、東北自動車道、仙台北部道路、仙台東部道路、三陸沿岸道路(仙塩道路)、仙台南部道路で形成される仙台都市圏を囲む全周約60kmの環状自動車専用道路です。本稿では高速環状ネットワークの拡充に伴う自動車交通や都市構造の変化、ストック効果事例、経済効果について紹介します。


自転車利用に不向きな“長崎県だからこそ”を活かした自転車活用推進の取り組みについて(PDF:2,811KB)

長崎県 土木部 道路維持課

Point

 平成29年5月に自転車の活用による環境負荷の低減、災害時における交通機能の維持、国民の健康増進を図ることなどを目的として「自転車活用推進法」が施行され、長崎県では平成31年3月に第1次、令和5年3月に第2次長崎県自転車活用推進計画を策定した。
 長崎県の自転車の世帯保有率は、29.3%で全国最下位であり、最も日常的に自転車が活用されていない県だといえるが、長崎県には2つの世界遺産をはじめ、歴史・文化、自然や温泉、グルメなど多岐にわたる観光資源が数多く点在しており、長崎県だからこその魅力がある。
 本稿では、自転車利用に不向きな“長崎県だからこそ”を活かした自転車活用推進の取り組みについて紹介する。


鉄道廃線跡地を活用した自転車歩行者専用道路の整備について
~南島原市スロー・サイクルの形成~

(PDF:2,819KB)

長崎県南島原市 建設部 建設課 自転車道路整備班

Point

 長崎県の南部、島原半島の南東部に位置する南島原市では、鉄道廃線跡地を活用した自転車歩行者専用道路の整備事業に取り組んでおります。本稿では、この事業の概要と目的、整備状況について紹介します。

編集後記

ようやく梅雨入りが発表され、傘を持つ機会が増える季節となりました。今では、雨具のイメージが強い傘ですが、もともとは、日差しを避けるために誕生したものだったようです。雨傘は、英語でumbrellaと表現され、その語源は、ラテン語で影を意味する単語umbra。これは、傘が日傘として使われていたことに由来しているからといわれています。日傘の歴史は古く、諸説あるようですが、古代オリエント文明に描かれた壁画や彫刻画より、約4000年前には存在していたといわれています。

普段わたしたちが利用している雨傘の多くは、洋傘と呼ばれるもので、1804年に長崎にもたらされたのが、最古の記録とされています。そして、わが国における洋傘の製造は、明治10年頃より始められ、輸入された材料を用いるものでしたが、明治22年頃より、材料も製造も全て国内で行われるようになりました。それでも、傘は決して安価ではなかったので、壊れたら修理をすることが当たり前でした。昔の話となりますが、梅雨時期になると、戸別訪問をしてくれる傘の修理人がおり、その頃の傘は、とても大切に扱われていたように感じます。今では、安価な傘が容易に手に入るようになり、よく捨てられている光景を目にします。修理をしたり、手入れをしたりしていた時代と異なり、大切なものとして扱われなくなってしまったからなのでしょうか。傘を持つとき、危険な扱いや周囲への配慮に欠ける扱いが目に付くようになった気がしています。

扱い方次第では、周囲の人に怪我をさせてしまう可能性のある傘。また、濡れた傘の持ち方次第では、周囲の人が迷惑と思う場面もあるでしょう。わたくし事ですが、スマホ操作やスマホ動画に夢中になっている人の傘の先(石突き)が、顔や胸に突き刺さりそうになる場面に幾度も遭遇しており、身の危険を感じているところです。また、時折、傘を水平に持っている人(横持ちしている人)を見かけ、わたしは、なるべく距離を取って歩くようにしておりますが、階段やエスカレーターなどでは、後ろを歩く人の目に刺さり、重傷を負わせてしまった事例が多くあると聞いています。

梅雨時期は、どんよりした天気が多いことから、気分も曇りがちになります。そんな時期だからこそ、できるだけ周囲に危険や不快感を与えることのないよう、傘の扱い方に注意を払っていきたいです。(U)


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(一財)道路新産業開発機構 松澤
TEL:03-5843-2911 Mail:RAseminar@hido.or.jp

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