新技術を活用した物流に資する道路インフラに関する調査研究
現在「2024年問題」として労働力不足が課題となるなど依然として物流業界を取り巻く環境は厳しく、政府においても様々な施策が講じられているところです。今後、更なる労働力人口の減少が見込まれる中にあって、早急かつ強力に効果的な対策を講じていく必要があります。物流の効率化を図るうえでは、自動運転・DXなど進展が著しい新たな技術を活用することが有効であると考えられることから、これに資する道路インフラや関連する制度のあり方、実現方策等について調査研究を行うため、2024年12月に賛助会員企業の参画による「新技術を活用した物流に資する道路インフラに関する研究会」を設置し、以下の2つの課題を念頭に調査研究を行っています。
① 高速道路を利用する幹線輸送の効率化・省人化方策
② ラストマイル輸送の効率化・省人化方策
① 高速道路を利用する幹線輸送の効率化・省人化方策
高速道路における自動運転に関しては、実用化に向けた実証実験が進められており、近い将来、技術的には実用化が見込まれますが、高速道路近傍の既存の物流拠点から高速道路ICの間の一般道路も自動運転が可能となれば、より一層の効率化が図れるものと考えられます。また、ドライバー(保安員)が乗車することのない完全無人運転が実現すれば、より一層の省人化が図られるものと考えられます。このため、高速道路を利用する幹線輸送の効率化・省人化に向けての課題を整理するとともに、これを実現するための方策について検討し、2025年9月に中間とりまとめを行いました。
- 高速道路を利用する幹線輸送の効率化・省人化方策 中間とりまとめ(PDF:●●KB):準備中
- 【概要】(PDF:●●KB):準備中