最新号
道路行政セミナー・10月号
ROAD ADMINISTRATION SEMINAR・2025 Oct
令和7年10月30日発行
INDEX
道路占用Q&A
トイレ内に設置する消耗品を無償提供するデバイスに添加等する広告物について
・・・国土交通省 道路局 路政課 道路利用調整室
TOPICS
官民連携基盤整備推進調査費の制度紹介
・・・国土交通省 国土政策局地方政策課調整室
地域における道路行政に関する取組み事例
- 国道42号冷水拡幅・有田海南道路が令和7年6月7日(土)に開通しました。
~交通の円滑化・交通安全の確保の推進~
・・・国土交通省 近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所 - 香川県幹線道路ネットワーク整備長期ビジョン
・・・香川県 土木部 道路課 - 離島架橋建設事業について
・・・土庄町役場 建設課
道路占用Q&A
トイレ内に設置する消耗品を無償提供するデバイスに添加等する広告物について(PDF:133KB)
国土交通省 道路局 路政課 道路利用調整室
Point
トイレ内に設置する消耗品を無償提供するデバイスに添加等する広告物について解説する。
TOPICS
官民連携基盤整備推進調査費の制度紹介(PDF:2,721KB)
国土交通省 国土政策局地方政策課調整室
Point
官民連携基盤整備推進調査費は、民間活動と一体となって推進する事業のうち、地方公共団体が整備するインフラの事業化検討に活用いただける補助金です。年度途中に応募・配分できることが特徴で、例年3回程度募集を実施しています。何か案件やご相談等ありましたら、国土政策局地方政策課調整室までご連絡ください。
地域における道路行政に関する取組み事例
国道42号冷水拡幅・有田海南道路が令和7年6月7日(土)に開通しました。
~交通の円滑化・交通安全の確保の推進~(PDF:3,484KB)
国土交通省 近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所
Point
令和7年6月7日(土)に冷水拡幅の海南市冷水から冷水の延長0.4km及び有田海南道路の海南市下津町小南~冷水の延長2.9kmが開通しました。本稿では、事業の経過、開通記念イベントや開通式典の様子、交通の円滑化、交通安全の確保などの期待される整備効果について紹介します。
香川県幹線道路ネットワーク整備長期ビジョン(PDF:4,194KB)
香川県 土木部 道路課
Point
香川県では、本県が抱える道路交通課題をとりまとめ、必要となる道路の整備箇所を示し、概ね20年後を目標として将来目指すべき道路の姿を示した「香川県幹線道路ネットワーク整備長期ビジョン」を令和7年2月に策定しました。
本稿では、このビジョンの策定主旨や内容について紹介します。
離島架橋建設事業について(PDF:1,391KB)
土庄町役場 建設課
Point
土庄町には、小豆島、豊島、小豊島、沖之島という4つの有人離島があります。そのうち小豆島と沖之島の島嶼間の移動手段として利用されている町道沖之島線の渡船は重要な生活道路として機能していますが、通学や教育環境の不便さが若い世代の流出を招いているほか、地場産業の担い手不足や老夫婦世帯の病院や福祉施設への通院の困難さが課題となっています。本稿では、沖之島住民の念願であり、四海地区住民からも強く要望が寄せられてきた離島架橋建設事業の概要についてご紹介します。
編集後記
10月13日に、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)が幕を閉じました。訪れた方々は、より豊かな未来社会へ向けた新しい技術に触れ、これからの人類の可能性に想いを馳せ、世界のいろいろな文化に触れるなど、貴重な機会となったことと思います。
開幕前の評判といえば、準備の遅れや建設費の高騰など、否定的な意見が多く拡散されていました。大阪には土地勘がないこともあり、行ってみたいという気持ちは起こりませんでした。しかしながら、実際に足を運ばれた方々から聞いた感想はまったくの逆で、「もう一度行きたい」、「とても楽しめた」というのです。この感想を聞き、次第に行ってみたいという気持ちが高まりました。
参加国・地域は150を超え、国内や民間パビリオンもあることから、事前準備を十分にすると、より一層楽しめるとのアドバイスを得て、ガイドブックやインターネットで情報収集しました。万博IDを取得後、電子チケットを購入し、入場日時の予約を行います。来場日時を予約すると、パビリオンやイベントの抽選申込に進めます(2か月前抽選と7日前抽選の2回)。ここで当選すると、お目当てのパビリオンに並ばずに入ることができますが、周囲の人はみな外れており、当たらないというのが前評判でした。当方の感想としては、パビリオンの数が多すぎることと、来館時間も選択肢になっており、選択肢が多すぎて選択が難しいという状況に悩まされることとなりました。
パビリオン抽選には運よく当選することができましたが、まさかの台風という天候で当日を迎えました。しかしながら、傘の出番も少なく、事前の情報収集や周遊のイメージトレーニングの成果から、さほど並ぶことなく、万博を満喫することができました。
一方で、日頃からインターネットなどを利用していない方々にとっては、予約などが難しかったのではないかと思います。当方も得意なほうではなく、画面上で様々な情報を得ながら購入や予約をしていくことが難しいと感じました。また、会場内の購買は、現金の利用が不可となっており、キャッシュレス決済のみでした。主に交通系ICを利用しようと決め、余分にチャージをしておきましたが途中で足りなくなってしまい、物価の高さを痛感することとなりました。
一生のうちで訪問することはないであろう国々を知り、未来社会へ向けた様々な活動を体験し、20年ぶりにわが国で開催された万博にひと時でも参加することができ、楽しく、有意義な時間が過ごせました。インターネットの普及で、否定的な意見が表面化する機会も多くありますが、実際に足を運び自身の目で確かめることは、とても大切なことだと改めて感じました。(U)
お問合せ窓口
(一財)道路新産業開発機構 松澤
TEL:03-5843-2911 Mail:RAseminar@hido.or.jp

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