最新号
道路行政セミナー・4月号
ROAD ADMINISTRATION SEMINAR・2026 Apr
令和8年4月28日発行
INDEX
高速道路会社の取り組み
C3 東海環状自動車道 本巣(もとす)IC~大野神戸(おおのごうど)ICの開通
・・・中日本高速道路㈱名古屋支社
地域における道路行政に関する取組み事例
- バス停上屋の増設による熱中症対策等のための添加広告物(デジタルサイネージ)占用の取組みについて
・・・中部地方整備局名古屋国道事務所 - 「7さいめせんのこうつうあんぜん」の取組について
~子どもの視点で見直す地域ぐるみの安全対策~
・・・佐賀県 道路課 道路安全推進室 - 道の駅「かみみね」整備事業
〜地域資源と交流により新たな特産品を生み出すにぎわい拠点の整備〜
・・・上峰町 政策課
高速道路会社の取り組み
C3 東海環状自動車道 本巣(もとす)IC~大野神戸(おおのごうど)ICの開通(PDF:2,287KB)
中日本高速道路㈱名古屋支社
Point
東海環状自動車道は、愛知・岐阜・三重3県の各都市を環状に連結する高規格道路です。2025年8月30日の本巣IC~大野神戸IC間の開通により、名神・東海北陸道・中央道・新東名が環状で接続。これにより土岐JCT~養老JCTまでの名神・中央道北側の環状道路ネットワークが完成し、移動の際の選択肢が広がり、交通の信頼性が飛躍的に向上しました。全線開通まで残るは岐阜県と三重県を結ぶ養老IC~いなべICのみとなります。
本稿では、開通区間の概要や開通による効果、地域と連携した開通PRについて紹介します。
地域における道路行政に関する取組み事例
バス停上屋の増設による熱中症対策等のための添加広告物(デジタルサイネージ)占用の取組みについて(PDF:8,691KB)
中部地方整備局名古屋国道事務所
Point
中部地方整備局名古屋国道事務所は、名古屋市を始めとする愛知県内の直轄国道445.8kmを管理している。
本稿では、バス利用者の熱中症対策等という社会課題の改善のため、名古屋市営バスを運行する名古屋市交通局によるバス停上屋の更なる増設とその費用充当を目的とする添加広告のデジタルサイネージへの転換について、名古屋国道事務所が名古屋市交通局を始めとする関係行政機関と連携協力して対応した取り組みを紹介する。
「7さいめせんのこうつうあんぜん」の取組について
~子どもの視点で見直す地域ぐるみの安全対策~(PDF:4,270KB)
佐賀県 道路課 道路安全推進室
Point
近年、全国的に交通事故件数は減少傾向にありますが、佐賀県における交通事故分析の結果、7歳の歩行中死傷事故が他の年齢層と比較して多いことが明らかとなりました。このことから、小学校入学を機に子ども単独での登下校や外出する場面が増える7歳児の目線から、交通安全対策に取り組むこととしました。本稿では、7歳児の特性と道路環境、具体的な取り組み内容等についてご紹介します。
道の駅「かみみね」整備事業
〜地域資源と交流により新たな特産品を生み出すにぎわい拠点の整備〜(PDF:3,985KB)
上峰町 政策課
Point
道の駅「かみみね」整備事業は、地域資源を活用し交流と賑わいを創出する拠点形成を目的として実施したものである。官民連携手法を導入し、物販・飲食・交流機能及び防災機能を一体的に整備した。さらに、道守活動や交流イベントの実施により、道路の維持・活用と地域活性化の両立を図る取組について報告する。
編集後記
擦り切れて穴があきそうなお気に入りの靴下たち。捨てることができず、増え続けています。書店に足を運んだ際に、小さな繕いを楽しむ本に出会い、こうした手法で靴下を繕うことができれば、もう一度履けるはずという考えが浮かび、それ以来捨てられなくなりました。
小さな繕いを楽しむ方法。それは、ダーニングと呼ばれています。衣類にあいた穴や、すり切れて弱くなった部分を、生地の縦と横の糸のように、細い糸を何本も縫い渡して面を作っていき、傷んだところを補いながら整えていきます。ダーニングの特徴は、ただ穴をふさぐだけでなく、あえて色の違う糸を使って模様のように仕上げることもでき、直した跡そのものを楽しめることにあります。衣類の落ちないシミ汚れや、漂白剤で色が抜けてしまった箇所を隠す手法としても利用できます。
細かい作業となるので、なかなか着手できずにおりますが、「今日の一針、明日の十針」という、遠い昔に教えてもらったことわざを久しぶりに思い出しました。今日のうちに一針で直しておけば、明日には十針も必要になるような大きな修理にはならない。そんな、早めの手当ての大切さを教えてくれる言葉です。確かに、破けてしまった衣類は、そのままにしていると、その綻びは次第に広がっていき、縫って修復するのも一苦労することとなり、いっそのこと捨ててしまおうと決断することもあります。それでもなお、破けたからといってすぐに手放してしまうことは、なんだかもったいないのです。気に入っているものの代替品を探すこともまた苦労をするので、手をかけて使い続けてあげられる暮らしの知恵のひとつとして、ダーニングの習得を目指そうと思っています。
日常的に利用している道路に目を向けてみると、小さな穴ぼこやひび割れ、わだちぼれなどを修復した形跡をよく見かけ、小さな綻びを丁寧に修復する作業は、どこかダーニングに通じるものがあると感じています。きっと実現は難しいと思いますが、ダーニングのように修復の跡そのものを楽しめる色とりどりの補修ができれば、いつもの景色が違って見えるのではないかと想像を膨らませているところです。(U)
お問合せ窓口
(一財)道路新産業開発機構 松澤
TEL:03-5843-2911 Mail:RAseminar@hido.or.jp

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